2021年09月14日

中国で使用済み核燃料のガラス固化スタート、原発大国へ

中国が政府目標の2060年カーボンニュートラルに向けて具体的な一歩を踏み出した。
原発大国の道を進み続ける中国が、放射性廃棄物をガラス固化して廃棄する施設を稼働させた。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/09/post-97099.php
(9/14 ニューズウイーク)

原子力発電所は温室効果ガスを排出しないという点で、クリーンエネルギーとされることもある。
問題は、原発が生み出す放射性廃棄物だ。
長期間にわたって放射線を放出し続ける使用済み核燃料をいかに安全な方法で廃棄するかだ。
中国は、摂氏1100度前後の高温で、液状の放射性廃棄物とガラス原料を混ぜ合わせた。
それが冷えると、放射性廃棄物はガラス内部に閉じ込められて、危険な放射能が漏れ出すのを防げる。

放射性廃棄物ガラス固化と呼ばれるこの技術を実用化したのは、中国が世界で最初ではない。
アメリカ、フランス、ドイツなどの多くの国が、この方法で放射性廃棄物を廃棄している。

環球時報によれば、中国では、ガラス固化された放射性廃棄物は、地下数百メートルの貯蔵場所に保管する予定だという。
中国国家原子能機構(CAEA)の劉永徳チーフエンジニアは環球時報に対し、使用済み燃料の処理法確立により、中国が世界に約束した2060年カーボンニュートラル(脱炭素)目標達成を加速させるだろうと言った。

これまで電力の大半を石炭火力に依存してきた中国は、温室効果ガスの巨大排出源として批判を浴びてきた。
それを原発で置き換えようというわけだ。
中国は、原子炉の設計と建設をほぼ国産化しており、現在稼働中原子炉51基に加え、さらに18基を建設中だという。
運転中の原子炉の数では、アメリカとフランスに次ぐ世界3位になる、とフォーブスは伝えている。


日本も確か青森県六ヶ所村の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター(日本原燃株式会社)でガラス固化は行われているようです。
脱原発もさかんに議論されていますが、他の自然エネルギー等で国内すべての電力需要を満たすのは現状困難な状況で、すぐにすべてを止めることは難しいでしょう。


posted by ラッキープール at 20:21| Comment(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください