「世界は既に単純な規制改革、構造改革路線から脱却し、国と民間が協調、協働して国民の生活を豊かにする方向に舵を切っている。日本も今こそ政策路線の変更をしなければ企業倫理も社会の絆も保つことができない。新しい日本型の資本主義の構築に向け先頭に立つ」と語った。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/129601
(9/8 東京新聞)
つまりは小さな政府から大きな政府への転換。
日本は長年デフレという泥沼にはまって未だに抜け出せないでいます。
「日本は成熟社会だから、もう経済成長は望めない」だの「少子高齢化社会だから、経済成長はできない」などという話も出てきますが、欧米の成熟した先進諸国と比較しても、日本だけが突出して成長していません。
下記グラフでもわかるように90年代半ばを境に、日本だけが、突然、折れたかのように、成長が止まっているのです。

よほど間違った経済政策を長期にわたって続けない限り、このような形で成長できなくなるはずがなく、言わずもがな日本経済が成長しなくなったのは、日本政府の経済運営の誤りのせいでしょう。
政府が「デフレ下におけるインフレ対策」という愚行を繰り返している以上成長するはずがないのです。つまりデフレ下において緊縮財政というインフレ政策をおこなうのは全く逆なのです。
小泉政権、竹中平蔵氏らの新自由主義的な政府あたりからの政策が誤っていたということに他ならないのではないでしょうか。
やや頼りない岸田氏ですがこの意見には大賛成です。
河野氏に負けるな!