大蔵省(現在の財務省)の財務官として「為替介入」を指揮し、“ミスター円”と呼ばれた榊原英資・インド経済研究所理事長は「市場の予測では今年末までには160円ぐらい、来年末には180円くらいまでいくんじゃないかと言われている」と話します。
ーー円安の進行・為替の変動は緩やかでしょうか?急激でしょうか?
その定義の問題ではありますが、結構予測よりも早いっていう感じがあります。おそらく2022年の末ぐらいまでには、160円ぐらいまでいくだろうというのが一般的な見方ですね。さらに同じような状況が続けば、2023年の末には180円ぐらいまでいくんじゃないかと言われてますね。確実にそうなるかどうかはともかく、円安がかなり進行するというような状況であることは間違いないですね。
ーー今の円安は日本の経済に対してどういう影響が?
円安はあんまりプラスじゃないですよね。かつては「円安は輸出を促進する」という意味で、プラス面もあるって言われてましたけど、ただ今はもう国際化が進んで日本の企業がみんな外国に出てますからね。
そうすると外に出てる日本の企業にとってはむしろ円高の方がプラスです。ですから円安がプラスだっていう時代は、もうかつてのことだと言えるんでしょう。むしろ円が強い方が日本の企業、日本経済にとってはプラスだっていうことだと思いますよ。
ーー日本が為替介入の可能性は?
介入の可能性はないですね。介入っていうのは円ドルで介入するときには、アメリカと日本が合意しなきゃいけないんですけども、アメリカが今介入に合意する可能性はほとんどありません。ですから介入はほとんどあり得ないと思いますね。
ーー差を埋めるためにもっと早く金融政策をしていくべき?
黒田日銀総裁は、金融緩和政策を続けると言っている。その理由は日本経済が景気回復の途上にあるので、それを後押しするためには、緩和政策を続けるんだと。かなり明確に彼は言っているので、しばらくは金融緩和政策は続くと思う。
ーー"悪い円安では"という声については?
悪い円安ではないと思う。理由のある円安ですから。アメリカと日本の金融政策の差によって円安になっているので。日本売りということで、円安になっている訳ではないので。日本売りで、日本経済がおかしいということで、いろいろな投資家が日本円を売ってくることで円安になるということであれば、悪い円安ですけど。いまの円安は、日米の金融政策の差によって起こっているので。理由のある円安ですから、決して悪い円安だとは言えない。
ーー日本ができるのは「金利を上げる」という手段だけ?
唯一というか、それが基本的な手段ですね。日本経済が過熱してきて、インフレが加速するような状況になったときには、金融引き締めをやると。金融を引き締めれば円高になりますから、それで今の円安が逆転して円高になることは十分に考えられる。
以上、9/10、TBS NEWS DIGより
https://news.yahoo.co.jp/articles/b311b6ab7c1d0191d299743fa50e005b1258aa29?page=1早い話がまだまだ更なる値上げ、物価高は続くということ。
岸田も、もうどうすることも出来ない。
住民税非課税世帯に5万円の給付をするようだが、物価高に見舞われているのは住民税非課税世帯だけではないですよね。
2番煎じ、3番煎じの策を繰り返したって何の意味もない。
ただただ分断を生むだけ!
英国のエリザベス女王がお亡くなりになりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
それにしてもエリザベス女王の国葬と、安倍の国葬・・・
ホントに岸田ってのは持ってない・・・・
差がありすぎて何ともかんとも・・・・・
posted by ラッキープール at 15:13|
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