新型コロナウイルスの「オミクロン株」の出現に世界は身構えている。
各国で入国制限が強化され、今後の感染拡大によってはロックダウン(都市封鎖)が現実味を帯びる。
経済の回復期待が高まっていただけに、危機再来が警戒されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc64c362dbfa077442bd0b9984191212b7b02c2a(11/28 ヤフーニュース、朝日新聞)
オミクロン株はどんな特徴をもつウイルスなのか。
世界保健機関(WHO)はこれまでの調査から「過去の変異株よりも、一度コロナにかかった人が再感染しやすかったり、急速に広がったりしやすい可能性がある」とする。
欧州疾病予防管理センター(ECDC)の資料などによると、オミクロン株はアルファ株やベータ株などの変異株で確認された遺伝子の特徴がいくつもある。
これまでの変異株よりも感染力が高く、一度かかった人やワクチンを打った人で備わった免疫をすり抜けて感染が広がってしまう心配がある。
南アフリカではこの夏以降、デルタ株が蔓延(まんえん)してきた。
まだデルタ株が残っている状況で、オミクロン株が置き換わる形で急速に広がっていることも、感染力の高さを示しているのではないかとの懸念につながっている。
欧州では現在、デルタ株による感染拡大が深刻だ。
ウイルスが広がりやすい冬を迎え、さらに感染力の高い変異株が加わるかもしれない。
そんな状況から、ECDCは現状の危険性のレベルを「高い、または非常に高い」とした。
南アからの報告では、この変異株による感染者の中には無症状の人もいるという。
いまのところ、患者の重症化をとくに引き起こしやすいといった指摘はみられていない。
南アフリカで新たな変異株が見つかったことに株式市場は大きく反応し、世界同時株安の様相となった。
26日の東京株式市場では、日経平均株価の終値は約1カ月ぶりに2万9千円を割り込んだ。
欧州の主要な株価指標も軒並み下がった。
米ニューヨーク株式市場では主要企業でつくるダウ工業株平均が一時、前営業日より1千ドル超値下がりした。
航空やホテル関連の企業の下げがめだつ。
もうすでに世界のかなりの地域でオミクロン株の感染者が見つかっているようです。
南ア、ボツワナ、イスラエルや香港、英国、ドイツ、イタリア、ベルギー、チェコ、オランダなど・・・・
WHOは、オミクロン株の前に確認した変異株を、ギリシャ文字の12番目から「ミュー株」と呼んでおり、今回は2文字飛ばして命名した。
ミューの後に来るニュー(Nu)は、英語で「新しい」を意味するNewと発音が重なり、誤解を生む恐れがあった。
その次のクサイ(Xi)は「一般的な名字なので使用を避けた」という。
しかし、中国の習近平国家主席の名字は、英語表記ではXiとなり、「クサイを飛ばしたのは習氏への配慮」とWHO批判もでているようです。
posted by ラッキープール at 16:13|
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