2021年08月27日

集団免疫の獲得、各国で絶望視!不可能だ!

新型コロナウイルス流行収束の切り札とされてきた集団免疫の獲得が各国で絶望視され始めている。
ワクチンの接種回数は世界で累計50億回に上るが、獲得の目安とされる人口の70%の投与を終えた接種先進国でも、感染力の強い変異株「デルタ株」のまん延で感染が拡大。
時間の経過に伴いワクチンの効果が下がるとして3回目接種を決めた国もあり、対策は「いたちごっこ」状態だ。

集団免疫獲得のハードルは上がる一方だ。
米感染症学会は3日、デルタ株の感染力が従来株の倍近くあるため「獲得の目安は接種率80%を優に超え、恐らく90%近い」との分析を公表した。
全米で最も優れた病院の一つとされるメイヨークリニックの研究班は「変異株の出現と接種率向上のいたちごっこで、95%でも無理だ」。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/624831
(8/25 京都新聞)

こうした事態に米ファイザーとモデルナは3回目接種「ブースター」の推奨を始めた。
今月1日開始のイスラエルを皮切りに、チリも実施。米国は9月20日以降、両社製の2回目投与から8カ月たった18歳以上に投与する。

日本はブースターの必要性を検討するが、2回接種した人の割合は約40%にとどまる。
政府の対策分科会の尾身茂会長は「仮に国民の70%が接種をしたとしても、恐らく残りの30%の人が守られない」と述べ、集団免疫は困難との認識を示す。


もうコロナ以前のような生活には戻れないということ。
新たに画期的な新型コロナワクチンが開発されるか、あるいはコロナウイルス自体の弱体化を望むしかない状況です。
ただ現状のファイザーやモデルナ、その他のワクチンも重症化は防げるということは確実ですが・・・ワクチン接種しても感染は防げません。
甘い幻想は捨てる覚悟が必要です。
アホな日本政府は相変わらず甘い幻想ばかりでワクチン、ワクチンで動いているようですが・・・・


posted by ラッキープール at 20:44| Comment(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。