2回目接種から3カ月後の抗体価は、60~70代が20代の半分しかなく、喫煙者が全体の中央値よりも3割以上低かった。
研究チームは「高齢者は半年おきのワクチン再接種が必要」「禁煙は感染リスクを軽減できる」としている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/124059
(8/14 東京新聞)
研究は、他の研究者の検証を受けていない「プレプリント(査読前論文)」として6日に公開された。
研究対象は2、3月にファイザー製ワクチンを接種した同病院の職員378人。
現在流行中のデルタ株の場合、ワクチン有効率は1回接種で約3割、2回で約9割とされる。ただ、感染予防に有効な抗体価の値は公表されていない。
研究チームの杉山公美弥(くみや)副院長は「ワクチン有効率の差は抗体価のみで語れないが、抗体価は多い方が間違いなく予防できる」と分析。「ワクチン接種により、細胞が新型コロナを記憶し、感染と同時に大量の抗体を作り重症化を防ぐ可能性もある。感染と重症化を防ぐには、3回目の接種で抗体価を再び上げることが安全策となる」としている。
まだ査読前の論文ですが、おもしろい結果です。
たった3か月で高齢者は20代の半分というのはちょっとびっくり。また喫煙者も35%低下ですか・・・。
やはりブースター接種は必要と言うことですな。