イギリスやイスラエルでは抗体レベル向上への期待から、3回目の接種に向けて準備を進めている段階だ。
そんな中、日本では7月に入ってからというもの、80代の男性がワクチンを4回接種する事態が2件発覚している。
「たくさん打てば免疫が高まると思った」と話しているという。
https://dot.asahi.com/dot/2021071900039.html?page=1
(7/20 AERAdot.)
担当者は男性の予後について、「今のところ本人に変化はなく、熱もない」と話す。
6日の発覚以降、電話や自宅訪問などで健康状態の聞き取りをしてきたが、12日時点でこれといった副反応はないという。
ブースターをめぐっては、アメリカの製薬大手ファイザーが新たな動きを見せている。
同社は8日、2回目の接種から半年後に3回目の接種を受けることで、抗体レベルが従来の5~10倍に上がるという見解を発表。
来月には、規制当局に3回目の追加接種の緊急使用許可を申請する見通しだ。
これに対して米食品医薬品局(FDA)と米疾病対策センター(CDC)は共同声明で「現時点ではブースターは必要ない」との見方を示した。
ただ、今後の状況によってはブースターが必要になる場合もあるという。
新たな変異株が次々と出てくるようであれば、ブースターが必要になることも考えられます。
変異株の発生に備えてブースターを打つための用意は必要だと思いますし、今後のワクチン開発では、その時々の流行株に対応させていく必要があります。
ワクチンの供給について、自国だけでなく地球規模での視点を持ち合わせるべきだ。
「まずはブースターではなく、発展途上国などワクチンが十分に行き渡っていない国に供給しようという意識を向けてほしい。自国のことを考えると同時に、世界全体のことを考えなければ収束には向かわない。世界全体の足並みがそろわないと、流行は終わらないと思います」
まさに暴走じいちゃん。長生きしてくれ!