2021年06月30日

南米ペルー発のコロナ「ラムダ株」“五輪上陸”の恐れ ワクチン効果5分の1の衝撃!

デルタ株(インド株)を超える脅威となるのか――。
南米ペルーで大流行している新型コロナウイルスの「ラムダ株」の威力はハンパじゃない。
東京五輪を機に上陸する恐れが浮上している。

ペルーは感染者数が200万人を超え、死者数は20万人に迫る。
人口10万人当たりの死者数約600人は世界最多だ。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291235
(6/29 日刊ゲンダイ)

恐ろしいのが、ラムダ株がワクチンの効果を大幅に低減させる可能性があることだ。
WHO(世界保健機関)は感染力の強さに加え、抗体への耐性を持つ恐れを警戒。
ニューヨーク大の多田卓哉博士研究員も、これまでにない変異がみられることから、3~5倍程度ワクチンの有効性が下がる可能性を指摘している。

日本ではどうか?
検疫の陽性者全て、及び国内陽性者の検体の5~10%はゲノム解析を行っていますが、今のところ、ラムダ株は確認されていません。とのこと。
差し迫った脅威ではないという認識のようです。
ただ五輪が始まると世界200カ国以上から9万3000人が来日、ペルーなどラムダ株流行国からの入国も当然予定されています。

既存ワクチンの有効性が大幅に低下するのであれば、ワクチン接種が進んでも、ラムダ株によって感染再拡大が起きかねません。
厚労省の対応は従来通りのようですが、五輪を控え、今から、最大限の警戒を払うべきです。

posted by ラッキープール at 11:32| Comment(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ワクチン接種、政府の見通しの甘さ露呈。職域接種に続き自治体接種でも!

新型コロナウイルスのワクチン接種を加速してきた政府が一転してブレーキを踏み始めた。
米モデルナ製を使った職場・大学接種の申請停止に続き、河野太郎行政改革担当相は29日、米ファイザー製を使った自治体での接種のスピードダウンに言及。
接種の能力を高めようとしてきた自治体や企業は方針転換を迫られる。
背景にあるのは、ワクチンの需要と供給のバランスに関する政府の見通しの甘さだ。

これまで政府は自治体をせかし続けてきた。
菅義偉首相は4月の記者会見で7月末までの高齢者接種完了を表明。間に合わない自治体には、前倒しを強く求めた。
ワクチン供給が急減すれば、自治体は急速に膨らんだ接種態勢の縮小を迫られる。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/113591
(6/30 東京新聞)

政府のワクチン在庫量を含む供給能力が自治体から分かりにくい、また政府も全国自治体の在庫が把握できないというアホな状況のようです。
posted by ラッキープール at 11:18| Comment(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カナダで47.5度を記録、北米のヒートドーム(熱波)現象、死者多数

北米大陸の太平洋岸北西部では、オレゴン州ポートランドやワシントン州シアトルをはじめとする各都市で気温が史上最高を更新、華氏110度(摂氏43.3度)を優に超える暑さが続いている。

この地域全体に居座る記録的な高気圧のせいで、半球形の熱の幕、いわゆる「ヒートドーム(熱のおおい)」が発生した。
現在、ワシントン州とカナダのブリティッシュコロンビア州の上空を覆い尽くしている。
気象学者によると、太平洋岸北西部の上空でこうした現象が起きる確率は「1000年に1回」だという。
この地域では現在、平年と比較して摂氏約14〜28度ほど気温が高い状況が続いている。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/06/475_1.php
(6/29 ニューズウイーク)

カナダ警察は29日、記録的熱波に見舞われた同国西部バンクーバー(Vancouver)都市圏で、少なくとも69人が死亡したと発表したようです。
47.5度という気温はさすがに想像もつきません。
気候変動、地球温暖化の影響のようですが、東京の夏も暑い。
これから行われるオリンピックでは新型コロナだけではなく熱中症も問題視されています。
無事に終わればいいのですが・・・


posted by ラッキープール at 10:58| Comment(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする