大阪府医師会の茂松茂人会長が20日、朝日新聞の取材に応じ、府内の緊急事態宣言について、期限の31日での解除は難しいという見方を示した。
今夏の東京オリンピック(五輪)・パラリンピックについても、「厳しいと言わざるを得ない」と中止に言及した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/517f464cec989110a54c27c9df9c5501a03aed7e(5/20 ヤフーニュース、朝日新聞)
府内の現状について
「新規感染者は減りつつあるものの入院患者が減っているという状態ではない。自宅療養、入院調整中の患者も1万人いる。どうするかが問題点」
宣言の期限31日について
「もう2週間、1カ月いるかもしれない。今の医療体制を戻すためにはそのくらいの期間がいる。また中途半端でやめたら同じことが起こるのではないか。変異株も出てきており、慎重にいくことが大事だ」
五輪について
無観客開催でも選手やスタッフら多くの人が来日することに懸念を示し「毎日PCR検査を選手にすると、本当に日本に必要なPCRができるのか危惧するところもある」と述べた。感染症を担当する医師に負担がかかるとも指摘した。
「医療側としてはみんな中止を念頭に置いていると思う。練習してオリンピックにかける思いや、絆をつくるということもあると思うが、今、感染症を乗り越えたということではない。そういう中でやるということが本当にいいことなのかどうか」と疑問を呈した。
大阪はここのところ多少陽性者数が減ってはいますが、まだ入院できず自宅療養などされている方が多いようです。なくなる方も多いようです。
4月25日に新型コロナウイルスに感染し亡くなった料理家、神田川俊郎さん。
ご家族が病院から『万が一のことがあるので、重症者対応ができる病院への転院を考えている』と伝えられたが、当時の大阪府内では新規感染者が1日あたり連日のように1000人を超え、重症者数も300人以上、病床使用率は99%と発表されており神田川さんの転院もなかなか、進まなかったということです。
その理由の一つが、重症患者向けの病床は、回復の可能性が高い、年齢の若い方を優先しており、81歳の父は順番がなかなかまわってこないというものでした。
「命の選別」が実質的に行われている過酷な医療現場を物語っています。
現在インドにいる日本人を帰国させるという話が進んでいます。
まともに水際対策出来るのか、現在の空港検疫の状況を見てみると心配になります。
posted by ラッキープール at 20:16|
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政治経済
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