探査車「祝融」が火星表面の気候や地質などの調査を行う計画で、探査に成功すれば米国に続く2か国目となる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a298cfbdad4a74701efdfdaf8570712beba0d389
(5/15 ヤフーニュース、読売新聞)
天問1号は、火星の周囲を巡る周回機と火星表面で活動する探査車、探査車を火星に届ける着陸機で構成される。
昨年7月に打ち上げられ、今年2月には火星の周回軌道に投入することに成功した。
その後、約3か月かけて火星の着陸予定地の地形や天候を調査し、着陸準備を進めていた。
中国と言えば、先日「長征5号B」ロケットの残骸がインド沖の海上に落下したばかりです。
米航空宇宙局(NASA)のネルソン長官は中国に対し、「スペースデブリ(宇宙ゴミ)に関し、信頼できる基準を満たしていない」と発表。
中国は過去にも昨年5月に「長征5号B」が打ち上げられた際、残骸が大西洋の上空で大気圏に再突入し、その一部とみられる金属が西アフリカのコートジボワールの陸地に落下、複数の家屋に被害が出たと伝えられています。
2013年にも「長征3号B」の残骸が中国湖南省の農村に落下し、民家2軒を直撃したことがあったようです。
今回、米国を中心に発信された「残骸の制御不能の落下」について中国人民日報系「環球時報」は
「彼らは中国の宇宙技術の急速な進展をうらやみ、嫉妬している。数年後、宇宙に中国の宇宙ステーションしかなくなるということに耐えられない」
「一部の人は、中国が宇宙ステーション建設のため集中的に打ち上げることを邪魔し、中国をののしり、うっぷんを晴らしながら、自分たちのたくらみを実現しようとしている」
との報道。
中国は2022年までの宇宙ステーションの運用に向け、今後も大型部品の打ち上げを進める。同紙は「中国には米欧の世論のご機嫌を取る義務はなく、われわれは国際ルールと中国の権利に従って物事を進める」と宣言。
今後も同様の事態が起きることが懸念される。