新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況をかんがみ、東京五輪の開催中止をもとめて、宇都宮健児弁護士がオンライン署名を呼びかけた。
5月5日、署名サイト「Change.org」で、「人々の命と暮らしを守るために、東京五輪の開催中止を求めます」と呼びかけ、6日午前11時時点で、約5万5000人が署名している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5657dcd3dc30cda9d21ee6f92b84078edbcd17b9
(5/9 ヤフーニュース、弁護士.com)
【署名サイト「東京五輪の開催中止を求めます」】
宇都宮健児弁護士といえば過去、東京都知事選に立候補している方です。
●五輪の開催極めて困難、国と都の失策を批判
「東京都のみならず、国内各地、さらには世界各国では今日に至るまで新型コロナ感染拡大はまったく止まっておりません」
東京五輪・パラ五輪の安全な開催は「極めて難しいと言わざるをえません」
「政府や都がいまだに五輪中止の判断や要請をしていないことはあまりに遅い失策」
●GW中も生活困窮者が食料配布を受けている
生活相談を担当した宇都宮弁護士は「政府の時短・休業要請で仕事を失った人などに、五輪の予算を回すべきです。国民は、もろ手をあげて五輪を歓迎できない状態です。政府が決断を先延ばしにするほど、コロナ対応も後手後手になります」
IOCのバッハ会長が5月17日に来日予定です。
ただ緊急事態宣言が延長になるようですので確実に来日するかどうかは不透明な部分があります。
それまでにかなりの署名が集まれば大きな力になるかと思います。