2021年05月02日

コロナ重症化を防ぐ「血漿療法」、検証参加者募る!国立国際感染症センター

新型コロナウイルスの治療法を研究する国立国際医療研究センター(東京都新宿区)など全国6カ所の研究機関が、新型コロナからの回復者に血漿けっしょうの提供を呼びかけている。

回復者の血漿を患者に投与し、重症化を防ぐ「血漿療法」の効果を検証するためだ。

変異株からの回復者の血漿は、同じ変異株の患者に効果がある可能性があり、まん延する変異株の治療法としても期待がかかる。アメリカではすでに承認済みだ。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/101838
(5/2 東京新聞)

血漿療法は回復者から採取後すぐ使用でき、コスト面でも優位で、臨床試験が各国で行われているが、有効性の評価は分かれる。

昨年10月~今年2月に国立国際医療研究センター、忽那医師が実施した研究では、中等症の新型コロナ患者11人に回復者血漿を投与。90代の女性1人が死亡し、残り10人は軽快した。

血漿採取は約1時間で、献血と同程度の400ミリリットルほど。分離器を使い、いったん採取した血液から血漿だけを取り出し、赤血球は体内に戻す。抽出された血漿は、すぐに同じ血液型の患者に投与できる。

回復者を募集しているのは東京都、愛知県、大阪府の計6つの医療機関で詳しくは下記ホームページから!

https://covipla.ncgm.go.jp/
(国立国際感染症センター内、「抗体測定・血漿採取の参加者募集」ページ)

感染しないことが重要ですが感染してしまったらしようがありません。目に見えるものでもありませんし・・・
ただ重症化した後の投与では効果がないようです。
中等症のうちに投与が必要か否か、医師の判断も難しいとは思います。
日本はワクチン接種がかなり遅れており、今後も政府の予定通りに接種が進むかどうかも不透明です。
変異株による感染拡大が続いており全国の死者も1万人を超えました。
今回のコロナだけではなく、この先10年、20年後にはまた別の感染症が出てくると思われ、この治療法が転用できる可能性があります。




posted by ラッキープール at 12:20| Comment(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする