2021年04月10日

感染研の“ガラパゴス化”と厚労省の能力不足、日本の感染症対策が進まない訳

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a05f26b60b6316cd8bc0c946aae0d9a69933433?page=1
(週刊朝日4/16号 アエラ)

現在、変異株PCRは各都道府県などに置かれた地衛研(地方衛生研究所:感染研、国立感染症研究所の支部、全国6か所)で行われている。
感染研(国立感染症研究所)はゲノム解析の人員を6人から8人に増やし、昨年12月時点で週300件だったシーケンス能力を、2月から最大で週800件に増やしたが、このペースではまったく間に合わない。

米イルミナ製の大型の機器を使えば、1日ちょっとかかりますが1度に3千件のシーケンスができます。
この機器は東大にも、他の大学や民間の研究所にもある。なぜ、感染研はこうした機器を導入しないのか。購入できないのなら、なぜ大学や企業などに協力要請しないのか。

感染研の職員も公務員なので、民間の研究機関のような競争にさらされていない。最新の論文を読んだり、世界の潮流をウォッチしたりする意欲が乏しい傾向がある。
厚労省の職員も、もともと国際的な仕事が多くはありません。本省の職員でも多くは英語ができず、世界的に知られる英医学誌『ランセット』なども読んでいません。

今年3月にようやく、大学や民間検査機関と連携してPCRやシーケンスを実施する体制が示された。
だが、あくまで感染研・地衛研・保健所が中心で、大学や民間検査機関は協力を依頼される立場の脇役でしかない。
ノウハウがあまりない感染研がすべてを仕切って、情報も検体も独占しようとするから、いつまでも対策が進まないのです。

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https://www.asahi.com/articles/ASP4964R2P49ULFA02D.html
(4/9 朝日新聞)

感染研の21人送別会 「問題なし」から一転、厳重注意!
国立感染症研究所(東京)の職員や研修中の医師ら21人が、3月の緊急事態宣言中に所内で飲食を伴う送別会をしていた問題で、田村憲久厚生労働相は9日の閣議後の会見で、厚労省が研究所側を厳重注意したと明らかにした。

なんてこったい!

posted by ラッキープール at 10:59| Comment(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする