2020年10月16日

福島第一原発 汚染水 海洋放出を決定へ

東京電力福島第一原発で発生した汚染水を浄化処理した後の放射性物質トリチウムを含む水の処分を巡り、政府は今月中にも関係閣僚による会議を開き、海洋放出処分の方針を決める。

10/16 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/62141

現状政府からの公式発表ではありませんが「関係者への取材で分かった」ということです。
東電は、2022年秋にタンクの保管容量が限界を迎える見通しを示しています。
漁業関係者を中心にかなり反対があるかと思われます。

通常運転をしている原子炉からはトリチウム水は排出されており、世界を見ると日本と比べ膨大な排出量の国も存在する。
福島第一の現在のタンクにはALPS処理後であるが、トリチウム以外の核種が取り除けていない状態の「処理水」が保管されている。
処分の際には2次処理(再度十分な性能を有する状況のALPSを通す)を行い、トリチウム以外の核種は告示濃度比総和1 未満まで取り除くことが必要になる。

2025年に放出を開始した場合、福島第一の廃炉までのロードマップ30~40年と考えると、事故前の福島第一原発の年間放出量2.2兆ベクレルの10倍の年間22兆ベクレルを2053年まで放出する必要がある。

これだけの長期間にわたる排出は漁業関係者にとっては死活問題だろう。
世界各国にも丁寧な説明が必要である。
関係悪化中の韓国などはかなり騒ぎ出すに違いない。

原発はエネルギー効率が高く温室効果ガスも少ない優れたエネルギー源ですが、いったん福島のようなことになると大きな代償を払わねばなりません。
自身は特に原発反対論者ではありませんが、日本にとって今後数十年、厳しい状況が続きます。

posted by ラッキープール at 11:22| Comment(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする